日本語に状態動詞を取り入れたら、カタコトの外人みたいになった。


お疲れ様です。すけっちです。

英語を勉強してると、たまーーに、

〜は状態動詞だから進行形になりません。だから選択肢のAは×です

みたいなことをサラッと言われます。

そこで、「ふぇ、状態動詞って何?」と思っても参考書とか学校とかではあんまり明確に教えてくれないことが多い気がします。

(俺が高校の時の授業寝てただけかもしれないけど)

そう、きっと自分で勉強するしかないはず。以下にてパワフルに掘り下げます。

そう、パワフルに。



状態動詞とは

というわけで調べてみました。

英語の動詞は、たいてい動作を表す動作動詞です。

それに対して、状態動詞とは何か。

そう正解。状態を表す動詞です。

ていうか、動作じゃなくて状態を表すくせに、文法的には動詞になるメンドクサイ動詞です。

動詞なら動いとけよコラ

状態動詞の見分け方

よく言われる状態動詞の説明は

  1. 進行形(be + doing)の形をとらない。
  2. その瞬間ピタッとやめたり、いきなり始めたりできない。

などです。

1.は、そもそも状態を表しているので、まあわかります。

2.については、”write”はすぐできるけど、”live”とか”know”の状況をすぐやめようとしても無理ですよね?? ってな感じです。

思い立ったら2秒で引っ越しなんでできないし、「忘れたい!」と思った瞬間ピタッと記憶をなくす、なんてことは難しいのです。

消したい過去は消せません。

消せません。状態だから。

日本語ではどうなのか考えてみる

例えば、状態動詞の例としてしばしば挙げられる”live”。訳は「住む」

I live in Tokyo.

訳:私は東京に住んでいます

他には”belong to”

I belong to karuta club.

訳:私はカルタクラブに入っています

こんな感じで状態動詞を和訳すると、進行形じゃなくても「〜ています」って形になることが多いです。

(形容詞とか形容動詞になるのもありますね)

まあ、「状態」を表してるから当たり前っちゃ当たり前です。

これはつまり、動作動詞と状態動詞に関して、日本語には英語ほどの区別ってないってことなのかなーと思います。

日本語が状態動詞を取り入れちゃったら。

とすると、日本語が状態動詞を手に入れたらどうなっちゃうの!?

という疑問が(私には)湧いてきます。

状態動詞を持つ日本語が普及しているパラレルワールドを考えてみました。

パラレルワールド

  • 私今ウガンダに住んでいるんだよね(live)

⇒私今ウガンダに住ムのよね。

  • 俺そのアルファツイッタラー知ってる!(know)

⇒俺そのアルファツイッタラー知ル!

  • 私、あなたのこと信じてる!!(believe)

⇒私、あなたのこと信ジル!

  • あ、俺100円玉持ってたわ。(have)

⇒あ、俺100円玉持ッタわ。

  • いけよ! あの子はお前の助けを必要としている。(need)

⇒行けよ! あの子はお前の助けを必要とスル。

こんな感じの会話が跋扈する世界です。

なんか、こう、ね、違いますよね。ていうか時制がごちゃごちゃになってる。

まるでカタコトの日本語を話す外人の作文を見ているようです。

つまり、つまりですよ。

状態動詞を使いこなせずに英語をしゃべると、こんな感じのサムい英語になっている可能性がある!

ということなのかも。

あーこわい。英語やろ。

すけっちでした。


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