TOEICは800点がボーダーになる。
TOEIC800超えた人はスゴイ。
みたいな「TOEIC800点神話」ってあると思います。
僕が大学生の時もめっちゃありました。
かく言う僕も今年の初めに800点超えまして、
今855点です。
関連記事:TOEICの結果が出ました。
かつて憧れた高みにたどり着いた者として、
そこからの景色をブログで描写してみたいと思います。
一言でいえば、
TOEIC800点台の世界

壮大な景色、、? 否!
単純な僕は
TOEICで800点とったらだいぶ英語ペラペラ
だと思ってました。
でも、現実はできないことの方が多かったです。
できること↓
- 中学英語くらいの英文を多少遅くともつっかからず読む
- 中学英語くらいの英文をゆっくり読んでるのを聞く
できないこと↓
- 街ですれ違った英語ネイティブの人が何を話しているのか判断する
- 外国映画を字幕なしで見る
- TOEICの一番最後の方の問題(reading,listening双方)
- 英語の新聞すらすら読む
- 英語のニュースを字幕なしで聞く
- 英語Youtuberの英語を字幕なしで理解する
(マジで全然むりでした。)
いや、もちろん、聞き取れる単語はありますし、
500点の時と比べたら、できることは格段に増えたと思います。
でも、内容が完璧に把握できるほどではないです。
例えば、
「昔々、あるところにおじいちゃんとおばあちゃんがいました。おじいちゃんは山へ芝刈りに、おばあちゃんは川へ洗濯に行きました」
っていう日本語を聞かせられて
「むか〇、〇〇〇〇〇〇おじいちゃん〇〇〇〇〇〇〇がいました。〇〇〇〇〇〇〇山〇〇〇〇〇、〇ば〇〇〇〇〇〇〇せんた〇〇行きました」
のみが聞き取れるわけです。(500点の時は、何ひとつ聞き取れませんでした)
でも、わからないですよね。これ。
「むかむかしたおじいちゃんが山のバッティングセンターに行ったのか」
と勘違いしてしまっても仕方がないわけです。(全然違う)
つまり、ナチュラルで円滑なコミュニケーションは難しいわけです。
僕はこの事実に結構がっかりしました。
TOEIC800点ってめっちゃスゴイと思ってたけど、全然英語しゃべれねえし、理解できねえし、なんだこれ。だまされた。
って。

800とっても全然英語わからんやんけ…
「TOEIC800点はすぐ取れる!」という広告の真実
「TOEIC800点はすぐに取れる!」的な広告をよく見かけます。
そんなうまい話、あるわけない、と思ってしまいますよね。
でも、僕は決して「嘘ではない」と思います。

カナラズシモウソデハナイ
なぜなら、「TOEIC800点」をみんなが過大評価しているからです。
TOEIC800だよ、とTOEICやったことない人に言うと、「すごいじゃん!」と言われます。
ほぼ必ず言われます。
確かに800点取れたらスゴイはスゴイんですけど、
それでも英語ペラペラ状態と比べると大きすぎる差があります。(前述参照)
なぜ過大評価が生まれるかと言えば、
- みんなTOEICやったことないから?
- ビジネスには800くらいで事足りるから?
あたりですかね。すみません、ちょっと断言はできないですけど。。
とにもかくにも、800点は一定の作業をすれば取れます。
(この作業を「努力」と呼ぶ人もいますが)
「3ヶ月でTOEIC800点はすぐに取れる!」は本当だと思いますが、
「3ヶ月ですぐに英語ペラペラになれます」は、断じてウソだと思います。
だからこそ、今TOEICに取り組むべき理由。
でも、だからこそTOEICって使えると思うのです。
TOEIC800点台の人って、実は全然英語ペラペラじゃない大したことない人です。(僕含めて)
でも、世間では、スゴイ人みたいになってるんです。
このギャップが使えそうなんです。
800点とるくらいの作業(努力)をすれば、人から過大評価してもらえます。
つまり、
TOEICを使えば、「結果を出して人に認められる」という目標を、より効率的に達成できるんです。
(英語を使いこなすことにこだわらなければ、です)
800は天才じゃないと取れない点数ではないです。断じて。
あなたも、これを機会に
コメント
めちゃくちゃ共感です。今自分も結果が帰ってきて、830点でしたが、本当にたいしたことはないです笑 ただやることをやってれば誰でも行けるラインだと思いますね。
ほんとそうですよね。。 共感してくれる方がいて嬉しいです!
800以降点数上げるのも大変みたいですが、モチベーション保つのも一つ課題になってきそうと感じています。。。