つり合いと作用反作用を「幽体離脱」で理解する


ちょっと、ちょっとちょっと

聞いたことありますか? これ。

そう、双子お笑いコンビの雄、ざ・たっちの一発ギャグです。

ゆうたいりだつぅーーー

もちろん知ってますね。こちらも、ざ・たっちの二人のギャグです。

もはや国民の座右の銘です。

本稿は中学の理科「力のつり合い」「作用反作用」を、

幽体離脱で解明します!


まずは力の性質

まず初めに、力とは、何かが何かに対してかけるものです。

主語と目的語があるわけですね。

つまり、

○○が○○にかける力

という形式に必ずなります。

力のつり合いとは

一つの物体に加わっている力が打ち消しあってプラマイゼロになってる状態を言います。

上の画像では、

  • 地球が男性を引く力(重力)
  • 床が男性を押す力(垂直抗力)

がつり合っているので、画像の男性は静止できています。

どちらも男性にかかっているので、一つの物体に対しての力だと分かりますね。

作用反作用とは

「つり合い」とは一つの物体に関する話だったのに対して、

作用反作用は二つの異なる物体の間で相互に力が作用している状態を指します。

上の画像では、

  • 男性を押す力
  • 男性を押す力

の二つがそれぞれ、互いに作用反作用の関係になっています。

二つの文を比較すると、

主語と目的語が入れ替わっていますね!

つまり、作用反作用とは男性二つの物体の間にこそ生じる関係なのです。

でも想像しにくい

床が男を押す力、とか、男が床を押す力、とか

なんか実感わきづらくないですよね。。

うんうんわかります。

僕はそれを実感とともに伝える方法を見つけたのです。

そう、それが、

幽体離脱ぅぅぅぅーーーーーーーー

ざ・たっちさんの登場

こちらのファミ通さんの画像みたいに、二人折り重なっている状態を想像してください。

上がかずやさん、下がたくやさんです。(今知りました)

ふたりにかかってる力を表すと図のようになりますね。

渾身の絵

かずやさんは、

  • 重力(↓)
  • たくやさんからの垂直抗力(↑)

たくやさんは、

  • 重力(↓)
  • かずやさんへの垂直抗力の反作用(↓)
  • 床からの垂直抗力(↑)

がそれぞれ釣り合って静止しています。(くそまじめ)

そして、それぞれの垂直抗力は

下の物体を押す力を反作用として伴っていますね。

(重力の反作用は「ざ・たっちが地球を引き付ける力」ですが、図では省略しています。)

力は「痛み」で実感すべし

ここで注目してほしいのは、たくやさん(下)にかかる力です!

想像してください。あなたがたくやさんのポジションにいたら、めっちゃ痛いと思いません?

胸の当たりは弟の肩甲骨が当たって痛いし、

背中は硬い床に押し付けられてめっちゃ痛いはずです。

実はこれこそが、そこに力がある証拠なんです。

たくやさんにかかる力は下のような感じです。(前出の図より抜粋)

たくやさんの体に痛みをもたらしているのは、

  • おなか:かずやさん(上)への垂直抗力の反作用(重力とは別物)
  • せなか:床からの垂直抗力

の二つなのです。

こんな感じで、「痛み」を介すと力を実感しやすいんですよね。

これが結論です。

  • 殴ると自分の手も痛い
  • ずっと正座していると足が痛くなる

ここらへんも、作用反作用や垂直抗力を理解する手助けになりそうです。

それでは、ごっつぁんでした。