(こちらの記事もご覧ください　→　アイドルで学ぶ必要条件と十分条件)

アイドルはうんこをしない

そんな都市伝説を聞いた方も多いのではないでしょうか。

私も真偽のほどはわかりません。

ホントにわかりません。

 

本日は

アイドルである→うんこをしない

という命題が真であるとして、

その必要条件と十分条件を検討していきます。

ディープに。

定義

 

まずは、十分条件と必要条件の

一般的な定義を確認しておきましょう。

 

P→Q 　(PならばQ)　のとき、

• PはQであるための十分条件。
• QはPであるための必要条件。

となります。

アイドルに置き換えると

 

ここから、アイドルに置き換えていきます。

 

アイドル→うんこしない

のとき、

• 「アイドルであること」は「うんこしないこと」の十分条件
• 「うんこしないこと」は「アイドルであること」の必要条件

となります。

アイドル × うんこ × 十分条件

 

まずは、十分条件について。

 

アイドルは絶対うんこしないとすれば、

うんこしないことを証明するとき、

自分がアイドルであることを証明すれば、それで十分なわけです。
※「うんこしない人限定社交クラブ」があったとすれば、
「アイドルである証明書」を提出できれば、入会にはそれで十分です。

 

なぜなら、下記の図を見ると、

アイドルの範疇であることが明らかなら、

うんこしない範疇にも必ず入るからです。

だから、アイドルであることは十分条件なんですね。

逆に、うんこしないことを証明するとき、「アイドルであること」は、不必要です。

アイドルじゃなくても、うんこしないことは証明できるからです。(下図参照)

つまり、アイドルであることは、うんこしない人であるための
十分条件であって、必要条件ではないんです。

 

アイドル × うんこ × 必要条件

 

次は必要条件です。

アイドルであるためには、「うんこしないこと」は必要ですよね。
(うんこしたらアイドルじゃないですから。)

だから、うんこしないことは、アイドルであるための必要条件なんです。

 

反対に、自分がアイドルであることを主張するとき、

「私はうんこしません証明書」を提出しても、

それだけでは不十分なんです。

先ほどと同様に、

「アイドルじゃなくて、うんこもしない人」である可能性が残っているからです。(下図参照)

つまり、うんこしないことは、アイドルであるための

必要条件であって、十分条件ではないんです。

 

「うんこできるアイドル」がいたら

 

ちなみに、「アイドルなのにうんこする」が現実になると、

図の形が下記のように変わってしまうので、(本稿の)前提を損ねていることになります。

注釈

 

以上のお話は、

アイドルならばうんこしない

という命題が真であると仮定しているものです。

仮定しているものなんです。

 

盲目に信じることは時に身を滅ぼします。

 

まとめ

 

満足です。

汚い話ですみません。

またやりたいです。

 

すけっちでした。